2011年11月20日日曜日

最後の4日間はワークショップの内容が変わります。ご注意ください。

こんばんわ。本日は天候に恵まれ、大勢の参加者のみなさんとご縁を結ぶ事が出来ました。
本当にありがとうございました。さて、本日の聞思堂です。


親子でご参加いただきました。一緒に鏝の練習です。学ぶことが沢山あったのではないでしょうか
 大勢の参加者のみんさんに、「このような機会をいただいてありがとうございます。」と声をかけていただきます。私の方こそありがたいと思っております。


重いんですよ。この泥運び、でもこうやって何度も何度も運んでくださいます。有難うございます。

今日の帰りの会で、カイルさんから、泥をどのくらいの量を壁に塗っているのかという話を聞きました。すでに、3トン弱くらいは塗っているのではないかと教えてくださいました。3トン弱をこうやって運んでくださったんです。私もご一緒しましたが、すごい事ですよね。本当にすごいことだと思います。

私たちは、大きな智慧をいただいているのではないでしょうか。人とひと、自然とひととの絆を大切にすること、そこには、生きるの智慧が息づいているのだと思います。土を捏ね、藁をまぜ、語らい、共に作業をする。

みんなで土を捏ねます



その土は、聞思堂の壁になります。みなさん素敵な仕上げができてきましたよ
 学ぶことは、いのちを肯定すること。学びの本質がそこにあるのだと思います。

さて、ワークショップに関してお願いとお知らせがございます。
21日~24日の4日間は今までのワークショップとは、作業の工程が大きく変わります。

この4日間は、外壁および内壁の下塗りの仕上げに入ります。この工程が終了してしばらく、壁を乾かす期間に入ります。

下塗りとはいえ、仕上げには、カイルさんの習得してきた、丁寧な技による仕上げが必要となります。したがって、ワークショップに参加して下さったみなさんのできる事が限定されてきています。

むしろ、カイルさんの仕上げを手伝うという作業が中心になります。1名~2名が壁のぬりを手伝い、他のメンバーは、ひたすら仕上げ用の土づくりと土運びになります。今まで、多様な仕事がありましたが、この4日間は、カイルさんがいかに素晴らしい仕事ができるのかお手伝いに集中する事になります。

全行程の中では、地味な作業になりますが本当に大切な補助作業だと思います。ご参加を希望される方はこの点をよくご理解していただきご参加ください。

また、見学は大歓迎ですが、基本的に、工事現場には大工さんや各業者さんが実働されています。みなさんのご迷惑にならない程度の見学になることをご了承ください。また、ご見学のみの方はご昼食をご持参ただきますようお願い申し上げます。

最後の4日間です。皆さんとともに素晴らしい最期を締めくくりたいと思います。ご協力をお願い申し上げます。

合掌