2011年11月7日月曜日

子供たちの未来

こんばんわ。本日もワークショップを開催させていただきました。秋晴れの素晴らしい一日でした。今日は千葉からご夫婦でのご参加がありました。ネット時代だからこそ新しい恩送りの形ができているのだ思います。

恩送りhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E9%80%81%E3%82%8A

改めて、ウィキペディアを読むとまさに今回の建築は恩送りだと思います。そして、建築されてからもそのご恩をいただきながら皆さんとともにあるお堂でありたいと願いをもって、活動していきたいと思います。

今日は、子育てサークル「スマイルキッズ」のみなさんとご一緒する事ができました。

初めは、おっかなびっくりです。
 泥んこ遊びも、珍しいのだとおもいます。泥んこに触ることが、おっかなびっくりなんですね。でも、子供はすごいと思います。だんだん興味がわいてきて・・・。 楽しそうに投げてくれていました。遊んだお団子は、聞思堂の壁になりますよ。お楽しみに。

大きくなったら、お母さんと一緒に遊びに来てほしいな~。結婚式してくれたらどんなに感動するだろう・・・・。などと妄想してしまいます。ありがとうございました。

子育てサークル「すまいるきっず」は、区役所に登録した正式なサークルです。子育ての孤立を防ぐことを目的に設立され、今も活動を継続しています。見学自由ですから、是非お気軽にお寺までお問い合わせください。

さて、いよいよ善了寺の坊守をご紹介いたします。

壁をぬってわくわくなところです。
土壁の魅力ともいうのでしょうか。不思議と笑顔になります。今日も、参加者のみなさんとともに善了寺の坊守さんも壁塗りに参加。とっても楽しそうでしょう。おかげ様です。

次にご紹介するのは、NPO法人カフェ・デラ・テラ事務局のゆっこさんです。いい笑顔をいただきました。いつも御苦労をおかけしています。でも、楽しそうですよね。ワラと土とみなさんの笑顔に支えられて、今日も楽しくワークショップが行えます。ありがとうございます。

側面の壁を塗っているところです。
楽しいばかりじゃなく、真剣な表情もあります。みんなで、大事にしているお堂だからこそ、養生が本当に大切です。ストローベイルワークショップのなかでも、重要な仕事です。だからこそ真剣になります。

最後の清掃風景です。何か田園風景のようだな~と思って撮りました。この使っている水は、井戸水なんです。
 みんさんのお力をいただいて美しい壁が現れてきました。だんだんと、ワークショップで私たちが参加できる場所が少なくなっています。本当の仕上げは、やっぱり左官の技術が大事になるからです。でも、恩送りのバトンが途切れるのではなく、小さなお子さんの丸めてくれた団子も含めて、
私たちの恩送りを受け取って、仕上げてくれます。

それは、私たちの願い、私たちの心を受け継いでいく技術だと思うのです。そうやって、技術は伝わり、工夫されてきたのではないでしょうか。単純な競争原理や資本主義構造がすべてではないと思います。

私たちの願いをつなぐ技術のあり方があるはずです。地球の心を紡いでいく技術があるはずです。原発は、子供の未来に私たちの願いをつなぐ技術なのでしょうか。


素敵な壁ですね。でも、仕上げではありませんよ。本当に仕上がったらどうなってしますのでしょうか


美しい壁でしょう。夜こっそり・・・撮影してるんです。内緒です。

今夜もお付き合いいただきありがとうございました。また明日も開催します。是非ご参加ください。

重要なお知らせです。

11月9日(水)のワークショップは、運営の都合上、お休みとします。どうぞご注意ください。
夜7時から、素敵なヨガ教室は開催します。是非ご参加ください。