2009年12月5日土曜日

カフェを開きます

12月18日(金)カフェ・チャドーのプレオープンを行いたいと思います。
戸塚は再開発事業で街の中がてんやわんやです。平成26年実質平成27年3月までに事業は完成する予定になっています。街に新しい建物が生まれて来る・・・。そんな前向きな風景の中で、古いものも失われてくるといった景色にも出会います。だからこそ、人のつながりを大切にしたい・・・。
真剣に、取り組んでいきたいと思います。なぜなら、カフェは、つながりを紡いでいく場所だからです。
自分のものという発想がどうしてもつきまとうのが、今の時期だと思います。
だからこそ、切られたり、傷ついたりすることが多くなります。自分のものと思いこめば思いこむほど、他との境を明確にしなければならないからです。
境を明確にすることで自分であることを明らかにすることから、ちょっとだけ自分を広げてみませんか?
日常生活で本当にほっと出来るの空間というのはほどよく、境を超えていく・・・自分のものと囲い込む時期だからこそ、人を大切にする慈しみの心から境を超えていくことこそ求められているのではないでしょうか。

カフェにチャドーというネーミングをしました。街の人と一緒に共有したいメッセージを込めています。
チャドーとは茶堂という日本古来の文化をあらわしています。特にお茶は、お坊さんがもたらした文化ですね。薬の役割をお茶は果たしていました。そして、境に植えられたのがお茶でした。お茶をのみ、語らい共に時を過ごしていく・・・それは境を超えて受け入れられていくことを意味していました。

今の時期だからこそ・・・慈しみの空間でありたい・・・。カフェを今を慈しみ楽しむ空間として育ててゆきたいと思っています。どうぞお立ち寄りください・・・。

2009年11月2日月曜日

2009キャンドルナイトIN善了寺開催決定

2009キャンドルナイトIN善了寺開催決定
詳細はあらためてお知らせします。
日時 12月18日(金) 夕方 6時頃から
今年の締めくくりは、素敵な音楽の一夜にしたいと思います。
音楽をメインにトークも含めながら素敵なキャンドルナイトを・・・・
場所 善了寺
ゲスト
アンニャ・ライトさん 
http://anjaslowmotherdiary.blogspot.com/2009/01/dna-slohas-aacri-slohas.html
松谷冬太さんhttp://www.fuyuta.com/
その他

御案内役 辻信一 先生

2009年10月28日水曜日

カフェ・デラ・テラと出会って

お久しぶりです。
先日、10月22日にカフェ・デラ・テラは、NGOとして新たな一歩を踏み出すことができました。
本当におかげさまです。これからも、素敵な出会いをお寺から発信して行きたいと思います。
思えばあっという間に過ぎてきた・・・2年半でした。
たくさんのゲストの方々と出会い・・・たくさん学びを頂きました。

これからもローカルムーブメントとして、楽しんで運営していきたいと思います。
よろしくお願いします。

住職 合掌

2009年7月29日水曜日

8月28日カフェ・デラ・テラのお誘い

Cafe dela Terra 2009・晩夏
降りてゆく
   向谷地生良  ×  三好春樹 × 辻 信一

「強さ」から「弱さ」へ。「上る」から「降りる」へ。不思議な出会いが生まれました・・・。生老病死をばらばらにし、人間の生命を大きなつながりから考えることができなくなった現代社会。医療は医療、介護は介護、障がいは障がい・・・ましてや、環境問題は、環境運動家がやればいいこと・・・。そんな風潮がありませんか?今宵、ひとつのつながりが生まれます。「降りてゆく」というキーワードのもとで、私達一人ひとりの人生をみつめ直して見ませんか・・・。

日 時:8月28日(金)18時~21時
会 場:善了寺本堂(横浜市戸塚区。JR戸塚駅・東口より徒歩5分)
参加費:  一般 1000円 学生 500円 (ワンドリンク付き)※要予約 
お 話: 向谷地生良(べてるの家理事、北海道医療大学教授)
      三好春樹(生活とリハビリ研究所所長、理学療法士)
聞き手: 辻 信一(文化人類学者、環境運動家)
主 催: カフェ・デラ・テラ ・ ナマケモノ倶楽部
協 力: 善了寺 ・ 生活とリハビリ研究所 ・ よこはま地域ケア研究会
     戸塚宿東集会 ・ とつか宿駅前商店会
参加申込・問合せ: 善了寺 成田090-9207-5463
事前予約メール info@cafedelaterra.com
※参加人数把握のため、事前の申込みをしていただけると助かります。
※参加者多数の場合、本堂の外での聴講になることがあります。お早めにご来場ください。
※当日はMyはし、My皿、Myカップをご持参ください!
日  程
午後6時  オープニング
午後6時15分 松谷冬太コンサート
午後6時45分 休 憩     
午後7時    トークセッション 向谷地生良  ×  三好春樹 × 辻 信一
午後8時30分 クロージング   

**向谷地生良(むかいやち・いくよし)
ソーシャルワーカー。北海道医療大学教授。べてるの家理事。1984年に精神障がいを体験した当事者や有志と共に、「浦河べてるの家」を、北海道・浦河町に設立。以来、精神障がいを抱えた人たちと会社や共同住居などをつくり、「弱さを絆に」「精神病で街おこし」を続けている。著書に『安心して絶望できる人生』(NHK出版)など多数。

**三好春樹(みよしはるき)
1950年、広島県生まれ。特別養護老人ホームの生活指導員として勤務後、理学療法士となる。1985年に「生活とリハビリ研究所」を設立。現在年間180回を超える講演と実技指導で、現場に絶大な支持を得ている介護分野の第一人者。介護、看護、リハビリのみならず、医療や心理、思想領域にまで大きな影響を与えている。血液型はA型。主な著書に『関係障害論』『痴呆論』(雲母書房)『じいさん・ばあさんの愛しかた』(法研)『なぜ、男は老いに弱いのか』(講談社文庫)など。『完全図解新しい介護』(講談社)は、介護職から一般家庭まで爆発的な売れ行きを続けている。
2005年刊行の『実用介護事典』(講談社)は介護知識の決定版。

**辻信一(つじ・しんいち)
明治学院大学国際学部教授。文化人類学者、環境活動家。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表や環境文化NGOナマケモノ倶楽部世話人として「スロー」や「GNH」をテーマに活動。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)など著書多数。現在「ゆっくりノートブック」シリーズを刊行中(現在5巻、第4巻は向谷地生良氏との共著『ゆるゆるスローなべてるの家』)

**松谷冬太(まつや・ふゆた)
88年単身渡米。ニューヨークで本格的に音楽活動を開始し、ニューヨークのミュージシャンとの共演を重ねる。帰国後、CM音楽の製作に参加。井上艦、矢野顕子らと共演する。音楽業界、東京に疲れて、98年から1年数カ月、沖縄本島で暮らす。東京に戻り、2006年ミニアルバム「Mystical Lady」を発表。昨年「ナマケモノ倶楽部」と出会い、心の革命が!ゆるやかに、いろいろな人や自然とのつながりを通して、これからの活動を現在模索中。

**cafe dela terra (カフェ・デラ・テラ)
「Terra」とは、お寺の「寺」ともうひとつ、イタリア語で「大地」を意味します。お寺を通して人とつながり、コーヒーを通して大地とつながればいいなあという想いが込められています。カフェ・デラ・テラは、横浜市戸塚区にある善了寺、戸塚の商店会、明治学院大学の教授と学生たちによって始められた(今はまだ)小さなお寺ムーヴメントです。善了寺では毎月すてきなゲストを呼んだり、…呼ばなかったり(呼びます!)、今よりももっと私たちの心が豊かになるような、そしてわくわくするようなイベントを行っていきます。ここから始まる小さなお寺ムーヴメントが、やがて全国7万のお寺へ平和と共に広がりますように。
---------------------出会う、集う、繋がる Cafe de la Terra

**環境=文化NGO・ナマケモノ倶楽部
低エネルギー、循環型、非暴力・平和の動物、ナマケモノをお手本に、価値観の大転換=「スロー」をたのしく提唱・実践するグループ。1999年7月設立。マイ箸や水筒を持ち歩くZOONY運動、暗闇カフェにはじまる「100万人のキャンドルナイト」、ハチドリキャンペーンなど数多くのカルチャー・クリエイティブ(文化創造)なムーブメントをうみだし、また、若者の社会的起業を応援してきた。カフェスローをはじめ関連企業5つ。最近はでんきをナマケる「アンペアダウン」に夢中。

2009年7月15日水曜日

18日土曜日はみんなで落語の文化を楽しみましょう

とつか宿縁日寄席
~みんなで楽しむ江戸の文化~
なぜ、お寺で落語なのか?そう思う人も多いのではないでしょうか。
実はお寺と落語は深い縁があります。
昔、お坊さんのお説教の一部が落語になったという話しも聞いたことがあります。
一番大切したいのは、聴くことを大切にするという点です。
ゆっくり話しを聴く・・・気持ちを汲み取って、みんなに笑いがおきる・・・
話しを聴くって、つながりを育むことだったんだと気づかされます。
私達の街・生活の中に、落語の文化を取り戻していきたい。
そんな思いからとつか宿縁日寄席を行います。
当日は、「聴く文化」大切にする催しがいっぱいです。是非おこしください。

●日時 2009年7月18日(土)
●会場 矢部町 善了寺 戸塚駅東口徒歩5分
●日程
12:00頃~縁日オープン
☆地元野菜のミニ直売会を行います。小さな市場ですが地産池消をテーマに戸塚の農家の方々にご協力を頂きました。フードマイレージってご存じですか?地産地消は、CO2削減とつながっているんです。お野菜に聴きながら、私達のライフスタイルを見つめ直してみませんか?
☆お子様には、綿菓子を無料でお配りします。
☆地域通貨オーエンをお使い頂けます。
☆ブース出展予定カフェ・デラ・テラ ・ アンジュ(パン) ・ ミニファーマーズマーケット ・ ミニフリーマーケット 等
13:00~報恩感謝のご法要(読経15分・住職のお話し15分)☆仏様にお参りして、命の恵みに感謝するご法要です
14:00~とつか宿縁日寄席
16:00~終了
終了後 打ち水大作戦が行われます。御一緒にご参加ください。
●参加費 木戸銭 大人500円 子供 無料
●主催 とつか応縁隊(矢部町善了寺・とつかNPOハートフル倶楽部)
●協力 矢部町町内会 ・ 吉田町町内会 ・ 戸塚宿東集会 ・ とつか宿駅前商店会 
・ カフェデラテラ
●問い合わせ先 矢部町善了寺 成田 090-9207-5463
●落語家プロフィール春風亭柳太郎 師匠 
<経歴及び芸歴>平成2年    明治大学文学部 日本文学科入学平成5年11月 春風亭柳昇に入門 前座名は柳和(りゅうわ)平成10年2月 二ツ目に昇進して柳太郎と改名平成15年6月 柳昇没により春風亭昇太門下となる平成19年5月 真打昇進
前座 柳亭 ち太郎
鏡味 八千代 ・ 初音<芸歴>平成16年 4月 国立劇場伝統芸能後継者養成事業 「太神楽研修」開始平成19年 3月 研修終了平成19年 4月 それぞれ鏡味勇二郎(八千代)鏡味繁二郎(初音)に入門。コンビ結成。落語芸術協会にて前座修行開始平成20年 3月 前座修業終了平成20年 4月 寄席の高座を中心に活動開始
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月18日(土)とつか宿駅前商店会 主催
横浜開港150円商店街
同時開催 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7月19日(日) 翌日開催 どなたでも参加できます。
参加費無料です
環境=文化 NGOナマケモノ倶楽部 環境ワークショップ
朝9時~10時00分
「ハチドリのひとしずく~私に出来ること~」

2009年7月6日月曜日

今週の金曜日ですが、是非お越しください

Cafe dela Terra 2009 文月
再見!ニーナ☆☆☆オバマニアとは何だったのか

2008年、アメリカ合衆国第44代大統領にバラク・オバマ氏が就任し、アメリカ社会は大きな転換点を迎えました。当選の背景にはインターネットを活用したユニークなキャンペーンと、
国民の熱烈な支持がありました。オバマ氏の人気は日に日に高まり、obamania(=オバマの熱狂的ファン)という言葉まで出たほどです。彼らはインターネットを利用して様々なところから、
多様な方法でオバマ氏を支えました。
今回のゲスト、ニーナ・ファーレンバウムもそのひとり。大統領予備選挙中はワシントンDCで国会の民主党議員のもとでインターンをし、その合間を縫って各地域で自発的に開催されるオバマ集会を手伝い、本選挙は、日本からオバマ支持者たちと一緒に選挙活動を応援しました。一連のキャンペーンを振り返って彼女はこう言います。「オバマキャンペーンは、政治に対して無力感を抱いていた一般市民を
"政治活動家"にした」日本のメディアでは取り上げられることのあまりなかった、
まさに草の根の政治キャンペーンについて話をうかがいます。
ニーナはまた、アメリカが抱える食の問題に関心をもち、明治学院大学大学院ではアメリカの食政策についての研究を深めました。食料の多くを輸入に、それもアメリカからの輸入に多く頼る日本にとって、
アメリカの食問題は対岸の火事ではありません。彼女の視点から見た食の問題と希望についても話をききたいとおもいます。
***
お話:ニーナ・香・ファーレンバーム
聞き手:辻信一
日時:2009年7月10日(金)18:00ー 20:30
(18:00法要 早めに来ていただくとゆったりできます。)
会場:善了寺本堂(横浜市戸塚区 JR戸塚駅.東口より徒歩5分)
参加費:一般600円 / 学生500円 (雑穀料理とワンドリンクつき ) 
※事前申し込みをいただいた一般の方は参加費¥500でご参加いただけます。
参加申し込み、問い合わせ:info@cafedelaterra.com  090-9207-5463成田
※参加人数把握のため、事前の申込みをしていただけると助かります。
※参加者多数の場合、本堂の外での聴講になることがあります。お早めにご来場ください。
※当日はMyはし、My皿、Myカップをご持参ください!
主催:カフェ・デラ・テラ協力:善了寺、とつか宿駅前商店会、戸塚宿東集会
◎ ニーナ・香・ファーレンバウム米国カリフォルニア州バークレー生まれの日系4世。カリフォルニア大学バークレー校と明治学院大学大学院で、
主にアメリカの食問題について研究をする。現在は、アメリカの日系メディアや、
食関連の情報を公開するウェブサイトcivileats.comへの寄稿のほか、
日本のスロームーブメントを英語で紹介するウェブサイトslowjapan.org
(7月末開始予定)をNGOナマケモノ倶楽部と制作中。
7月下旬に帰国予定。
◎辻信一文化人類学者、環境運動家、明治学院大学教授。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表や環境NGOナマケモノ倶楽部世話人として、"スロー"、"GNH"などをキーワードに、
数々の環境運動や環境共生型ビジネスに取り組む。著書『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社ライブラリー)、『幸せってなんだっけー「豊かさ」という幻想を超えて』(ソフトバンク新書)
など多数。
◎カフェ・デラ・テラ横浜市戸塚区にある善了寺、戸塚の人びと、
明治学院大学の教授と学生によって始められた、スローな文化を発信するお寺ムーブメント。「Terra」とはお寺の「寺」ともう一つ、イタリア語で「大地」を意味する。お寺とは人と人がつながり、
人と大地がつながる場だということを定義しなおしたい。
------------------地域コミュニティの再生出会い、集い、繋がる...Cafe dela Terra

2009年7月5日日曜日

遅くなりましたが、キャンドルナイトの報告~アルバム~




素敵なキャンドル・アートですよね。スタッフのみんなの思いが伝わってきます・・・。金沢のリサイクルセンターに拾いに行ったり、そのゴミを井戸の水で洗ったり・・・。一人ひとりの準備の気持ちがこめられているのだと思います。あいてらす・・・当日のスタッフだけではなく、近隣に皆さん、お寺のご門徒のみなさん、本当に有り難いことです。生きているものだけではなく、お寺の空間であることを思いえば、三世(過去・現在・未来)を超えて、おかげさまのなかで相照らしているのだと思います。
住職は、ほんのさわりしか聞けませんでしたが、素敵な空間でした。ボビンさんいつもありがとうございます。またお願いします。

















出展してくださったみなさん本当にありがとうございました。それぞれのお店の空気がとってもよかったと思います。運営面でのご苦労もたくさんおかけしたと思います。どうぞご寛容のほどお願い申しあげます。冬至でまたお会いできること楽しみにしております。

暗くなると雰囲気が違って見えますね。
ただ、お年を召した方から「暗すぎで危なかった・・・。」という言葉も頂きました。次回は、ガイド・スチューデントを工夫してみたいと思います









今回、はじめて、キャンドルナイト・ワンピースの皆さんのご尽力により、大船観音様から、平和の火を分火して、頂きました。事前にスタッフの勉強会を開いたり、法要前にDVDの上映会を行ったりと、心に染みる有意義な一時を過ごすことができました。住職が10日から19日まで護らせて頂きました。ジッポカイロの熱が大切なものを伝えてくれていたと思います。勉強会の時、住職の家族も全員参加して学びを深めさせて頂きました。長男が、「なぜ、人間は争いを繰り返すのだろう・・・憎しみは憎しみしか生まないのに・・・」という主旨の言葉を述べてくれました。人生に於いてこの平和の火に出会えた意義を感じてくれたのだと思います。
また、上田先生・辻先生のトークセッションをまじかに聞かせていただき、本当にうれしかったです。ご一緒に参加してくださった方も、あの熱いトークに心熱くされた方も多かったのではないでしょうか。新しい言葉も生まれました。「スロー・アンガー(つながりを粗末にしないからこそ生まれる怒り)」という言葉です。怒りを否定的な感情ということで、考えがちになります。しかし、上田先生がダライラマ法王の「慈悲の怒り」という言葉を引用されて語られた怒りは、絆を粗末にしないからこそ生まれてくる怒りであると聞かせていただきました。絆を断ち切っていく怒りと、つながるからこそ生まれてくる怒り、その本質的な違いから「スロー・アンガー」という言葉が生まれてきました。怒ってはいけないと、怒りの自分を抑え込むのではなく、その自分と向き合っていくことの大切さに気付かされた思いです。ゆっくり考えていきたいと思います。
当日は、平和法要から大勢のみなさまにお参り頂きましたこと、こころから感謝申し上げます。
キャンドルロードも戸塚宿東集会・とつか宿駅前商店会の皆さんにご協力頂き、素敵な道が出来ました。「次回は点灯時間を長くしたいね。」という御意見も頂き有り難いことだと思いました。また、冬至にも行いたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さんのご協力の尊さに感謝しております。運営費にカンパも頂戴したこと有り難く当日の運営費に使わせて頂きました。本当にありがとうございました。また冬至でお会いしましょう。
善了寺 住職 成田智信 合掌














































































































































2009年6月13日土曜日

いよいよキャンドルナイトです。是非お出でください。

いよいよラスト一週間になりました。
キャンドルナイトIN善了寺 2回目の夏至を迎えます。今回は、たくさんのスタッフ、声をかえてくれた多くのミュージシャンの方々、そして上田先生・辻先生のお力添え・・・本当にすてきなメンバーがそろっています。皆さんの御参加をこころからお待ちしております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キャンドルナイトは、住職にとって単なるイベントではありません。昨年もそうですが、今年は大船観音さまから、原爆の残り火である平和の火を分けて頂いだいて御法要をお勤めいたします。平和の願いをみなさんと共有する大切な機会にしたいと思います。
つながりを粗末にしない集いでありたいと思います。真っ暗な闇の怖さは、「孤立」にあるのです。どんなに明るくてもまぶしいだけでは、孤立を深めてしまいます。どんなに、正当で立派なことを語っても、まぶしいだけでは、孤立の闇を打ち破ることにはなりません。暗さの中にあって、光に出遇う・・・。くらさの中で絆に気づかされていく・・・。キャンドルナイトは、様々な気づきを私達にくれるのだと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
皆さんと御一緒に素敵なキャンドルナイトを・・・肩に力を入れずにゆったりとお過ごしください。
Cafe dela Terra
キャンドルナイトin善了寺 2009 夏至
    「あいてらす」
仏教の教えは、インドラの網。網の目には一つひとつ様々な色の宝石があり、互いに光りあい、映しあう。それが、今の社会では濁ってしまっているのかもしれません。キャンドルの灯りによって、一人ひとり、一つひとつのコミュニティが再生され、光を取り戻すことができるとしたら素晴らしい。
***
今年の夏至キャンドルナイトは、上田紀行さんと辻信一さんが出会います。上田さんは「癒し」を、辻さんは「スロー」をテーマに、共に人びとの本当の幸せを、本来の生き方を問い続けるお二人です。この出会いによって、そこにどんな言葉が生まれてくるのでしょう。どんな文化が創造されるのでしょう。お互いが光りあい、映しあう中で・・・。
キャンドルの灯りは、大船観音から分火された広島・原爆の残り火「平和の火」。「平和の火」に包まれ、大切な人と、厳かで、ピースフルなひと時をお過ごし下さい。
きっと何かが見えてくるはず・・・。
恒例の野外ライブは昨年同様、ネパール出身ミュージシャンのボビンさん。キャンドルの灯りと、初夏の風が吹きぬける中、心と大地を繋ぐ音楽を奏でてくれるでしょう。
ここで、共に、キャンドルナイトを。
Happy candle night!
******
ゲスト : 上田紀行 × 辻信一
ライブ : ボビン

ブース出展:ナマケモノ倶楽部 ・ トージバ ・ NGOジュレーラダック ・ アカリズム
        サニーチャイ ・ ハビタットMGU ・ あちょみだ ・ カフェデラテラ

【日時】 2009年6月19日(金) 18:00~21:00
【場所】 善了寺 (横浜市戸塚区 JR戸塚駅 東口より徒歩5分)
【参加費】 無料(お気持ちでカンパをお願い致します)
【プログラム】
18:00 平和法要
18:30 トークセッション(上田紀行×辻信一)
20:00 ライブ
21:00 エンディング
【お問い合わせ】 info@cafedelaterra.com / 090-9207-5463 善了寺・成田
【主催】 カフェ・デラ・テラ /善了寺
【共催】 とつか応縁隊・戸塚宿東集会・とつか宿駅前商店会・戸塚フリーステージ実行委員会
【協力】 Candle Night 1 Pi:ce /ナマケモノ倶楽部/トージバ/ゆめ観音実行委員会/貞昌院/戸塚区仏教会
*参加者多数の場合、本堂の外での聴講になることがありますので、ご了承下さい。
*当日は、Myはし、My皿、Myカップをご持参下さい。
◎ あいてらす(相照らす)
原典は仏教語の「両鏡相照(りょうきょうあいてらす)
一片の曇りもない、きれいな一つひとつのかけがえのない心の鏡が、お互いにキラキラ(テラテラ)と照らし合っているさま。
◎ 上田紀行
東京工業大学大学院准教授(社会理工学部研究科価値システム専攻)。86年より、スリランカで、「悪魔祓い」のフィールドワーク調査を行い、著書において「癒し」の観点を最も早くから提示。新聞・テレビ等メディアで日本社会変革の提言を行っている。 著書に『生きる意味』(岩波新書)、『がんばれ仏教!』(NHKブックス)等がある。

◎ 辻信一
環境運動家、明治学院大学国際学部教授、「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表・NGOナマケモノ倶楽部の世話人・「カフェ・デラ・テラ」理事を務める他、様々なNGOやNPOに参加しながら、「スロー」や「GNH」というコンセプトを軸に環境文化運動を進める。

◎Cafe delaTerra(カフェ・デラ・テラ)
横浜市戸塚区にある善了寺、戸塚の人びと、明治学院大学の教授と学生によって始められた、スローな文化を発信するお寺ムーブメント。「Terra」とはお寺の「寺」ともう一つ、イタリア語で「大地」を意味する。お寺とは人と人がつながり、人と大地がつながる場だということを定義しなおしたい。
------------------
地域コミュニティの再生
出会い、集い、繋がる...Cafe dela Terra

2009年6月8日月曜日

お久しぶりです。お知らせです。

4月のアップから・・・あっという間に時は過ぎ・・・
すでにキャンドルナイトの時期になってしまいました。
はやいもので・・・。善了寺のキャンドルナイトもすでに4回目です。
先日、辻ゼミの卒業生で僕も大好きなSくんが北海道から訪ねてくれました。
実家に帰ったときには顔を出してくれているのですが、これが何気なくうれしい・・
カフェ・デラ・テラの将来像や、後輩のことなど愉しく一時間三〇分くらい飲んでいました。
こうやって、還ってきてくれる場所でありたいと思います。
そして気軽にいろんなことが話し合える・・。カフェ・デラ・テラはそんな空間にしたいと思っています。
お寺って本当はそういう場所だったですよね。
善了寺のご本尊は阿弥陀様ですが、阿弥陀様はいつも立ち通しです。あ~今日もお立ちくださっている。誰のために私のためにです・・・。いつでも、どんなときも・・・。その大慈悲が居場所をつくってくれているのだと思います。

さて、キャンドルナイト関係の告知をします。先ずは、ミツローワークショップからです。キャンドルナイトは別に書きます。

cafe dela terra×アカリズム キャンドルナイトin善了寺 2009 夏至、その前に★  ゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚
     エコなミツロウキャンドルワークショップ 
        ~みつばちからの贈り物~ 
゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚
6/19(金)、今年も善了寺に優しい明かりが灯ります。でもその前に。今年は、キャンドルナイトで使うキャンドルをみんなで作ってみませんか?トークあり・軽食&ドリンク付き・キャンドルとホルダーのプレゼントもあって、充実間違いなし♪しかも、ただのキャンドルではありません。廃棄されてしまうはずの残りミツロウを蘇らせるエコ・ミツロウキャンドルです。汚れやススも、なんのその。だってまだまだ使えるんですもの。たくさんの花を巡ったみつばちからの贈り物、ミツロウ。そんなキャンドルを作りながら、普段は見えないつながりを見つめてみませんか?ミツロウキャンドルのスローな魅力や、「つながりを感じる暮らしの豊かさ」を見つめるゆったりトークもお楽しみに
★☆
*トークお話:加藤千夏さん(アカリズム)
聞き手:辻信一さん(明治学院大学教授・環境運動家)

【特典】*ミツロウキャンドル&竹とうろうのプレゼントあり♪
*はちみつがテーマの軽食・ドリンク付き♪
【日時】 6/12(金) 18:00~20:30【場所】善了寺(JR戸塚駅徒歩7分くらい)
【参加費】¥1300【定員】20名【プログラム】
18:00 ミツロウキャンドルを作ろう!
19:३० 休憩(軽食&お飲み物をご提供します)
19:40 トーク
20:३० 終了
【持ち物】ペンチ・はさみ【予約・お問い合わせ】
info@cafedelaterra।com / 090-9207-5463 善了寺・成田
【主催】 カフェ・デラ・テラ /アカリズム
【共催】善了寺/とつか駅前商店会/戸塚宿東集会
*参加される方は、できるだけペンチをご持参ください。準備もございますが、数に限りがありますので、ご了承ください。*当日作るミツロウキャンドルは、6/19(金)のキャンドルナイトin善了寺で使用されます。*残ロウのミツロウキャンドルを使用するので、汚れやススがあるものを扱います。あらかじめご了承ください。*定員に達し次第、締め切りとなりますので、ご了承ください。*当日は、Myはし、My皿、Myカップをご持参下さい。

◎akarizm -アカリズム-手づくりのミツロウキャンドルの企画・制作・販売(卸&イベント等への出店)、ワークショップなどを行う。シンプルじゃないミツロウキャンドルがあってもいいじゃないか、と「思わず誰かにプレゼントしたくなるようなモノづくり」をテーマにして、見た目がまるでチョコレートや和菓子のようなキャンドルやフローティングキャンドルなど、驚きとかわいらしさのあるものを世の中に送り出す。
◎ 辻信一環境運動家、明治学院大学国際学部教授、「カフェ・デラ・テラ」理事、NGOナマケモノ倶楽部の世話人を務める他、様々なNGOやNPOに参加しながら、「スロー」や「GNH」というコンセプトを軸に環境文化運動を進める。
◎Cafe delaTerra(カフェ・デラ・テラ)横浜市戸塚区にある善了寺、戸塚の人びと、明治学院大学の教授と学生によって始められた、スローな文化を発信するお寺ムーブメント。「Terra」とはお寺の「寺」ともう一つ、イタリア語で「大地」を意味する。お寺とは人と人がつながり、人と大地がつながる場だということを定義しなおしたい。------------------地域コミュニティの再生出会い、集い、繋がる...
Cafe dela Terra

2009年4月9日木曜日

あっという間に4月になりました・・・。春なのでカフェを開きます

春ですね~。前回のアップがお正月・・・。
スミマセン・・・。気を取り直して。
春のカフェ・デラ・テラ開きます。なんと北海道浦河べてるの家向谷地さんがゲストです。
昨年訪ねたのですが・・・本当に学びがたくさんです。

福祉・介護関係のみなさん、地域ケアを考える大切な事例だと思います。是非御参加下さい
お待ちしております。

住職 

====(転送歓迎ver.2)======
Cafe dela Terra 2009・春
ゆるゆるスローなべてるの家~ぬけます、おります、なまけます向谷地生良 × 辻信一

北海道浦河町。さびれた田舎町に病気をかかえた人たちが元気に働けて、安心して暮らせるコミュニティがある。病気のメンバーをリーダーにして昆布を売りはじめたらビジネスが繁盛!全国・海外から「べてる」詣でのツアーが後をたたない。おかげさまで病気です!?
「強さ」から「弱さ」へ。「上る」から「降りる」へ。ゆっくりノートブック第4作『ゆるゆるスローなべてるの家』出版を記念して、向谷地さんと辻さんのゆるゆる「生」トークをお届けします。
日時:4月24日(金)19時~21時
会場:善了寺本堂(横浜市戸塚区。JR戸塚駅・東口より徒歩5分)
参加費:1500円(『ゆるゆるスローなべてるの家』1冊+ワンドリンクつき)
お話:向谷地生良(べてるの家理事、北海道医療大学教授)
聞き手:辻信一(文化人類学者、環境運動家)
主催:カフェ・デラ・テラ、ナマケモノ倶楽部協力:善了寺、よこはま地域ケア研究会、
明治学院大学国際学部GNH研究会、ゆっくり堂
参加申込・問合せ:
info@sloth.gr.jp 03-3638-0534

**向谷地生良(むかいやち・いくよし)
ソーシャルワーカー。北海道医療大学教授。べてるの家理事。1984年に精神障がいを体験した当事者や有志と共に、「浦河べてるの家」を、北海道・浦河町に設立。以来、精神障がいを抱えた人たちと会社や共同住居などをつくり、「弱さを絆に」「精神病で街おこし」を続けている。著書に『安心して絶望できる人生』(NHK出版)など多数。
**辻信一(つじ・しんいち)
明治学院大学国際学部教授。文化人類学者、環境活動家。「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表や環境文化NGOナマケモノ倶楽部世話人として「スロー」や「GNH」をテーマに活動。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)、『ハチドリのひとしずく』(光文社)など。
**cafe dela terra (カフェ・デラ・テラ)
「Terra」とは、お寺の「寺」ともうひとつ、イタリア語で「大地」を意味します。お寺を通して人とつながり、コーヒーを通して大地とつながればいいなあという想いが込められています。カフェ・デラ・テラは、横浜市戸塚区にある善了寺、戸塚の商店会、明治学院大学の教授と学生たちによって始められた(今はまだ)小さなお寺ムーヴメントです。善了寺では毎月すてきなゲストを呼んだり、…呼ばなかったり(呼びます!)、今よりももっと私たちの心が豊かになるような、そしてわくわくするようなイベントを行っていきます。ここから始まる小さなお寺ムーヴメントが、やがて全国7万のお寺へ平和と共に広がりますように。---------------------出会う、集う、繋がる Cafe de la Terra
**環境=文化NGO・ナマケモノ倶楽部
低エネルギー、循環型、非暴力・平和の動物、ナマケモノをお手本に、価値観の大転換=「スロー」をたのしく提唱・実践するグループ。1999年7月設立。マイ箸や水筒を持ち歩くZOONY運動、暗闇カフェにはじまる「100万人のキャンドルナイト」、ハチドリキャンペーンなど数多くのカルチャー・クリエイティブ(文化創造)なムーブメントをうみだし、また、若者の社会的起業を応援してきた。カフェスローをはじめ関連企業5つ。最近はでんきをナマケる「アンペアダウン」に夢中。
========

2009年1月1日木曜日

新春のお慶びを申し上げます

今年もよろしくお願い申し上げます。


昨年は本当に更新できず・・・反省しております。今年は、何とか定期的に更新していきたいと思っています。昨年を振り返ればカフェ・デラ・テラが立ち上がり、たくさんのゲストの方がお出でになりました。
ゲストの皆さんに育てられた一年でした。このブログに色々と書き込んでおきたかったことがたくさんあります。今年は、気軽に書き込むことを目標にみなさんとご一緒に考えていきたいと思います。


あらためて今年もよろしくお願い申し上げます。

住職 合掌