11月24日。大きな事故もなく無事にワークショップが終了いたしました。
ワークショップに参加されたみなさん、心から感謝申し上げます。また、善了寺役員会・仏教壮年会・仏教女性会そして、デイサービスボランティアのみなさんありがとうございました。そして、善了寺のご門徒のみなさん、あたたかく見守ってくださりありがとうございました。
普段あまりお寺にお出でにならない方々からも、差し入れや、あたたかいお言葉、そして、ご懇志と、どれほど大勢の皆さんに支えていただいたことでしょう。心から感謝申し上げます。
また、地域のみんさんにも本当に支えていただきました。戸塚宿東集会・とつか宿駅前商店会のみなさん、矢部町内会、近隣のみなさまには、工事関係でご迷惑をおかけしているとことと思いますが、あたたかく見守ってくださり、本当にありがとうございます。まだまだ、建設工事そのものは、来年3月まで続きます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
運営スタッフもよくがんばってくれました。NPO法人カフェ・デラ・テラの事務局石渡さん(ゆっこ)ありがとう。学生スタッフの大澤さん(くみ)ありがとう。これからもよろしくお願いします。
設計監理をお願いしている、大岩剛一先生、水野さん、粕川さんありがとうございました。これからこれだけの多くの方々の思いや願いを受けて、建築をすすめていきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。そして、なんといっても、カイルさんありがとう。
先日、辻先生とゆっくり話す機会がありました。先生との出遇いがなければ今回の建築はあり得ませんでした。本当にありがとうございました。この4年近くのカフェ・デラ・テラの活動を振り返るというテーマでした。そこで、カフェ・デラ・テラは、「お寺という場を中心にした、あたらしいコミュニティーを創っていく活動なんだ」という話がでました。いろいろな振りかえりをして、言葉を紡ぎながら、すてきな言葉に出遇えた気がします。今回のワークショップがまさにその実践でした。ストローベイルの建築がきっかけで、ワークショップという協働作業を通して、実際にお堂の壁が出来上がりました。そこには、みんなで力をあわせなければ出来ない事、その間に交わされた言葉、思い・・・。そこで触れた、自然の感触。宗派を超えて手を合わすこころ・・・。すべての事柄が、あたらしい絆、コミュニティーを創りだしていたと思います。
だからこそ、その絆を粗末にしてはならいし、その場限りにしてはいけないのだと思いました。コミュニティーを創り上げていく努力を大切にすること。手間暇かけることの尊さを実感しています。双方向にお互いが学びあい、共にささえあい、たとえ、離れていても、会えなくても、仲間としての絆を大切にしていく・・・。インターネットがすべてではありませんが、距離を縮め、情報を共有しあい、共に連帯していくツールとしては本当に重要だと思います。今回のワークショップもインターネットの時代だからこそ起こりえたコミュニティーの形、協働のモデルだと思います。
『スローライフ100のキーワード』 辻信一著 弘文社刊の「江戸」という項目に次のような文章が載っています。引用します
「現代の自立という言葉が、往々にして孤立を意味するのに対し、江戸時代には「心から自然に、人間及び人間以外の生物や環境とともに生き、本来我々に備わっているバランス感覚によって、助けたい時に助け、助けられたい時に助けてもらえる。」ことを意味した。言い換えれば、そこには「助けを必要としている自分の弱さ」をお互いにあずけ合える「お互い様」の社会があったと言えるだろう。」前掲書 164頁
「お互い様」という言葉がこころにしみてきます。本当にありがとうございました。
今日は実は、前住職・前坊守がかけつけてくれました。
第1期には、愛媛の両親も駆けつけてくれていました。
ありがたいことです。改めて今回のストローベイル建築の力を思います。昔の建築って、お互い様と助け合うところが沢山あったのではないでしょうか。都市化された、現代社会では見失っているのだと思いますが、現代社会に向けて新しい形で、アレンジして表現できるのではないかとその可能性を示してくれていると思います。
これからもこのブログで、聞思堂の完成まで、1日1日変わる建設の模様や、日々学んだことなど綴っていきます。どうぞお付き合いのほどお願い申し上げます。
ワークショップ終了に際し、改めてすべての関係者の方々に感謝申し上げます。
合掌
ワークショップに参加されたみなさん、心から感謝申し上げます。また、善了寺役員会・仏教壮年会・仏教女性会そして、デイサービスボランティアのみなさんありがとうございました。そして、善了寺のご門徒のみなさん、あたたかく見守ってくださりありがとうございました。
普段あまりお寺にお出でにならない方々からも、差し入れや、あたたかいお言葉、そして、ご懇志と、どれほど大勢の皆さんに支えていただいたことでしょう。心から感謝申し上げます。
代表して素敵な三人組の写真を掲載して、感謝の心を表したいと思います。本当にありがとうございました。 |
運営スタッフもよくがんばってくれました。NPO法人カフェ・デラ・テラの事務局石渡さん(ゆっこ)ありがとう。学生スタッフの大澤さん(くみ)ありがとう。これからもよろしくお願いします。
設計監理をお願いしている、大岩剛一先生、水野さん、粕川さんありがとうございました。これからこれだけの多くの方々の思いや願いを受けて、建築をすすめていきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。そして、なんといっても、カイルさんありがとう。
本当に素晴らしい仕事でした。ワークショップのお世話は大変な仕事です。 こういう輪がつながって欲しいとこころから願っています。ありがとうカイルさん |
スローデザイン研究会を代表して粕川さんにごあいさついただきました。今後ともよろしくお願いします。 |
先日、辻先生とゆっくり話す機会がありました。先生との出遇いがなければ今回の建築はあり得ませんでした。本当にありがとうございました。この4年近くのカフェ・デラ・テラの活動を振り返るというテーマでした。そこで、カフェ・デラ・テラは、「お寺という場を中心にした、あたらしいコミュニティーを創っていく活動なんだ」という話がでました。いろいろな振りかえりをして、言葉を紡ぎながら、すてきな言葉に出遇えた気がします。今回のワークショップがまさにその実践でした。ストローベイルの建築がきっかけで、ワークショップという協働作業を通して、実際にお堂の壁が出来上がりました。そこには、みんなで力をあわせなければ出来ない事、その間に交わされた言葉、思い・・・。そこで触れた、自然の感触。宗派を超えて手を合わすこころ・・・。すべての事柄が、あたらしい絆、コミュニティーを創りだしていたと思います。
だからこそ、その絆を粗末にしてはならいし、その場限りにしてはいけないのだと思いました。コミュニティーを創り上げていく努力を大切にすること。手間暇かけることの尊さを実感しています。双方向にお互いが学びあい、共にささえあい、たとえ、離れていても、会えなくても、仲間としての絆を大切にしていく・・・。インターネットがすべてではありませんが、距離を縮め、情報を共有しあい、共に連帯していくツールとしては本当に重要だと思います。今回のワークショップもインターネットの時代だからこそ起こりえたコミュニティーの形、協働のモデルだと思います。
『スローライフ100のキーワード』 辻信一著 弘文社刊の「江戸」という項目に次のような文章が載っています。引用します
「現代の自立という言葉が、往々にして孤立を意味するのに対し、江戸時代には「心から自然に、人間及び人間以外の生物や環境とともに生き、本来我々に備わっているバランス感覚によって、助けたい時に助け、助けられたい時に助けてもらえる。」ことを意味した。言い換えれば、そこには「助けを必要としている自分の弱さ」をお互いにあずけ合える「お互い様」の社会があったと言えるだろう。」前掲書 164頁
「お互い様」という言葉がこころにしみてきます。本当にありがとうございました。
今日は実は、前住職・前坊守がかけつけてくれました。
ありがたいことです。改めて今回のストローベイル建築の力を思います。昔の建築って、お互い様と助け合うところが沢山あったのではないでしょうか。都市化された、現代社会では見失っているのだと思いますが、現代社会に向けて新しい形で、アレンジして表現できるのではないかとその可能性を示してくれていると思います。
これからもこのブログで、聞思堂の完成まで、1日1日変わる建設の模様や、日々学んだことなど綴っていきます。どうぞお付き合いのほどお願い申し上げます。
ワークショップ終了に際し、改めてすべての関係者の方々に感謝申し上げます。
合掌