2011年11月2日水曜日

本格的に土壁ぬりがはじまりました。

みなさんこんばんわ
本日から本格的に土壁塗りが始まりました。本当にいつもワークショップを支えてくださる、参加者のみんさん、お食事を作ってくださるお寺の女性会のみなさん、そして、親愛なるスタッフのみなさんありがとうございます。こころから感謝申し上げます。

さて、本日ですが、住職も壁塗りに参加しました。まだ、下塗りの一回目です。まだ、あと3回は塗らないといけないようですから、まだまだ遅くありませんよ。

玄関正面の上の部分です。
恥ずかしいですが、証拠写真を一枚。下で、一緒にペアーで手伝ってくださっているのは、辻先生の奥様です。本日駆けつけてくださいました。午前中、フランスのTVクルーの取材があり、実は日程がずれ込んでいて、僕一人では英語をしゃべることはできず・・・。悩んでいたところへ通訳をしてくださいました。こころから感謝申し上げます。

今日は、平日ということもあり参加者も少なかったのですが、その分思おう存分に土塗りをさせていただきました。平日は結構すいているので、おすすめです。ガッツリ作業をしたい方は平日に是非。


ぼちぼちファームはただいま、土の貯蔵庫に変身しております。
まずは、境内の上の畑から、土を持ってきます。愛知県豊田市から運んでいただいた土です。藁をすでに混ぜてあって、熟成されています。発酵した土の方が、作業がしやすいそうです。実際、うまくベイルの壁についてくれました。



今日は義理の兄が手伝いに来てくれました。
壁に塗る時は力を込めて、愛をこめて、シャンプーのように塗るんです。「シャンプー・シャンプー」というのはカイルさんが言ってました。

中島さんが積んでくれた壁を引き継いで、土塗りです。みなさんの願いや楽しかった思いが、沢山の人の幸せにつながっている。そんな気がしました。作業をしているときの楽しい気持ち・・・。これは今その瞬間にいる仲間たちとともに感じているのですが、その楽しさを支えてくれたのが、前のかたの楽しい体験だったんだと思うと、恩送りが形になっているのが聞思堂作りなんだな~と思いました。

どうですか、立派なかべでしょう。まだ、一回目ですから、これからです。

壁の面積が広いと迫力が違います。そして、みんなが、童心にかえるというのでしょうか。土に触れて藁に触れて、自然の中にある安心感とでもいうのでしょうか。わくわくしてきます。不思議ですね。


まだ内壁は塗ってませんよ。スロービューティー3人組のみなさんお待ちしております
円がとってもきれいに出ていますね。本当に素敵です。ここも土壁になります。大人も子供も笑顔になれる、しあわせとは、「仕合わせ」とも書きますよね。不思議なご縁で、出遇い、そして仕事をつないでいくありがたさ。参加された方々の一人ひとりの力が積み重なって、素敵なお堂が出来上がります。どうぞこれからです。どしどし、ご参加ください。