2012年3月16日金曜日

太陽光発電が設置されました。

みなさん、花粉症の今日この頃いかがお過ごしでしょうか。住職は例年のことですがつらい・・・。
さて、そんな中聞思堂の電力を生み出す、太陽光発電が本日設置されました。


デイサービスの上、庫裡の2階に設置しました。聞思堂とのバランスいかがでしょうか。瓦屋根に穴をあけない特殊な工法で導入しています。太陽光発電を導入するにあたって、株式会社サステナジーの三木さんとご縁をいただきました。
とっても優秀な方で、提案の一つ一つが面白い。是非導入を検討されている方、ご相談ください。

株式会社 サステナジー http://www.sustainergy.co.jp/index.html

聞思堂のエネルギーの考え方は、エネルギーの多様性です。太陽光だけに頼らない、ですからオール電化ではありません。基本的に、今の建築はどこかで、ライフラインとつながらなければ成り立たないところがあるわけですが、近代的なライフラインという発想だけではなく、

自然とつながる生命のライフライン、自然とのつながりを取り戻す建築という考え方で、再度見つめなおしたとき、近代的なライフラインだけが、ライフラインではないことに気付かされます。

本当の独立とはなにか・・・。孤立化することではないと思います。新し関係性を構築することが重要なわけです。原発を抱える現代社会とどのように新し関係を築いていけるのか、その方向性は原発をなくすことですが、その依存度を下げていく具体的な実践は、大自然との関係を改めて、生活レベルから、構築しなおすことにあるのだと思います。

ライフスタイルの転換です。聞思堂は、将来的に東京電力という近代的なライフラインから独立することを目指しています。当面、太陽光発電を基本にしながら、

電力のグリーン認証制度(グリーン電力認証制度)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E8%A8%BC%E6%9B%B8

を利用して、東北の被災地で、活動しているグリーン電力発電事業を応援していきたいと思っています。http://iwatekankyoenergy.blogspot.com/

4月には、日産リーフを導入します。太陽光で充電する電気自動車であると同時に、動く蓄電池の可能性を先行導入したいと思います。改めて詳細はご報告したいと思います。

聞思堂は、みなさんとご一緒に、都市部での再生可能エネルギーの在り方を考えていくきっかけになればありがたいと思っています。

住職 合掌


2012年3月5日月曜日

ワクワクしますね。皆さんとご一緒に楽しめる日がまちどうしい

今日は、素敵な建具が入りました。土壁がスローな時間をくださるので、ゆっくり楽しみたいと思いますが、みなさんとご一緒に楽しめる日が楽しみでなりません。ストローベイルをお手伝いくださった方々はじめ、お世話になったみんなさんとご一緒に楽しみたいという思いと一緒に、これから出会うまだお会いしていないみなさんとの出会いを想像できる聞思堂です。

想像するとわくわくしてきます。素敵な音楽と一緒に、社交ダンスもならいたいな~と想像したり、素敵なレコードをかけながら談笑したり・・・。世代を超えてみんなで学び楽しめる素敵な空間にしたいと思います。カフェ・デラ・テラそのものといってもいいかもしれません。

「すべてのお寺は平和のためにある。」あらためてみなさんとご一緒したいサティシュ・クマール師の言葉です。さて、素敵な画像をご紹介して、少しご一緒にワクワクしてみませんか。



奥の扉が茶室兼多目的和室の入口です。柿渋の色がしぶいでしょう~。まだ土壁が完成していないので、中の和室はもう少しお待ちください。


いろいろな方向から柿渋の引き戸が見えるようにデザインされているんですよ。大岩先生とワクワクしながら議論しました。



壁の色は墨汁なんですよ。だんだん時間がたってくると色が落ち着いてきました。無垢の床があたたかいですよね。正面の壁は、多目的トイレの入り口です。



側面の大壁からものぞくことができます。ちょっと渋いでしょう~うふふ


雪の聞思堂です。
 

音響関係とサブシンクです。壁の後ろはキッチンですが、普段はこのサブシンクで茶器をご自分で洗っていただき、自由にお茶ができるようにしたいと思っています。この考え方は、韓国のお寺で学ばせていただいたものです。お寺ですから、誰もが主体的な学びができるようにしたいと思っています。お客さんではなく、ご一緒に楽しんでいく空間、ご一緒に大切にできる空間でありたいと思います。