2011年11月6日日曜日

本当にすごい事が起きていると実感しています。

こんばんは。今夜もこうして書き込むことができました。本当にありがとうございます。
感謝でいっぱいです。今日は、日曜日で小雨の中たくさんの方がたにご参加をいただきました。群馬から駆けつけてくださった方もいたんです。お寺の檀家さん(浄土真宗では、ご門徒さんといいます。)はじめ、本当に多くの方々に支えらています。今日は日曜日で、朝から法事をお勤めさせていただきました。それから、平塚の善福寺さんで報恩講の勤めあいでした。

ワークショップには小雨なのに参加できなかったんです。施主として後ろ髪ひかれる思いでいっぱいでした。そして、勤めあいからお寺に戻ると、夕方4時ごろワークショップも掃除の時間でした。「おかえりなさい」というみなさんからの温かい声。そして・・・。



今日の聞思堂の壁です。美しいでしょう・・・本当に感動しました。


明日の土塗りの為に土がつきやすいように切れ目をいれているのだそうです。

本当に美しい壁が出来上がっていました。正面玄関むかって右側の壁です。今書いていながら、心に静かな感動が沸き起こっています。今まで、藁を積み始めてからすでに、のべ100名以上の方々が関わってくださっています。みなさんのこころが、宗派や信条を超えて、何層にも積みかさなって美しい壁が生まれているのです。2009年の築地本願寺平和フォーラムで、サティシュクマールさんが、「平和は慈悲のこころからしか生まれない」と語ってくださいました。とても心に残っている言葉です。この壁には、慈悲のこころが息づいていると思います。

私が正義を行っているというのは、おごりでしかありません。今日は特にワークショップに参加できなかった中で、みなさんが作り上げてくださいました。賃金に還元するわけではなく、小雨降る中、土を運び、土をワラと混ぜて練り、壁に塗る・・・・。

奇跡という言葉を使う事が許されるのであれば、奇跡は、まさに身近にあるのです。息を吸い息を吐く・・・。それと同じように、今ここで、みなさんのストローベイルのワークショップで、美しい壁が出来上がっている事実。

言葉にできないくらい、こころから感動しています。この時を共有できる事に感謝しています。


素敵な雰囲気です。微笑みを感じます。
 ありがとうございます。こころから感謝申し上げます。どうぞ読者のみなさんもご参加ください。
きっと素晴らしい出遇いと学びがあると思います。

人とひとだけではなく、土とワラと竹と木と、大自然に抱かれながら、生かされて生きていることを実感しています。カイルさんが「電気製品でも過剰な電流は、アースで土に流しますね。土をこねると自分の中に溜まっている過剰なエネルギーが土に流れていくのではないでしょうか。」(住職取意)と話していました。

過剰なエネルギーに気づかされることは大事な事だと思います。ヨガにも共通すると思います。なぜ過剰に筋肉をつけるのか、なぜ過剰にエネルギーを補給しようとするのか・・・。

「ちょうどいい。」という世界は、土が教えてくれる。呼吸が教えてくれえる。自然は支配の対象ではない。慈悲のこころが生命を結ぶのだと思います。

真実の窓を作っているところです。真実の窓ってなに?

われらが松谷さんもどろどろです。素敵ですね。
 いよいよ第1期が終了間際になってきました。平日は本当にゆっくり関わる事ができます。是非ご参加ください。合掌