2012年6月5日火曜日

生命が息づく聞思堂・・・ありがとうございます

ブログのアップが久しぶりになりました。楽しみにしてくださったみなさんスミマセン
おかげさまで、聞思堂も引き渡しを迎えることができました。本当にありがたいです。
住職としては、実は、聞思堂の机と椅子を家具作家の田中英一さん

http://www.labo-style.com/

にお願いしたこともあって、完成した感が80パーセントくらいなのです。机が6月中旬~下旬にそして、椅子が7月中には椅子が入る予定です。

掃除が楽しいです。先日、浅井先生、中西先生のご法話を聞きながら、床を拭きました。築地本願寺で承仕の時の掃除を思い出しました。

宮城県栗駒山の無垢の木、みんなで作り上げたストローべイルの土壁・・。みんな生きている・・・。
ありがたいことです。その空間では、生命が息を吹き返すのだと思うのです。

今日は、ありがたい日でした。ちょっとしたヒントをいただて、聞思堂にお花を活けてみました。


善了寺のアジサイです。坊守が何気なく、何も意識しないで、活けてくれました。思わず、写真を撮ってしまいました。下の木は、聞思堂の和室の床柱にもなっている、善了寺の紅葉の木です。成宮造園の親方が皮をむいて丁寧に仕上げてお寺にあげてくれていました。

実は、居場所がなかったんです・・・。申し訳ないと本当に思っていました。ところが聞思堂が生命の息吹を取り戻させてくれました。


何気なく投げ入れただけの、あじさいと萩です。思わず心が躍りました。写真に残したいと心から思いました。



このお酒のセットいいでしょう。これは、鎌倉で見つけました

http://www.加満久良.com/aoyamateturou.minoyaki.htm

最近、鎌倉を坊守とぶらぶら歩く機会を大事にしています。聞思堂のおかげです。本当に学びになります。鎌倉が近くにあることのご縁の深さを思わずにはおれません。戸塚から大船経由で20分以内です。この陶器は美濃焼で青山鉄朗さんが焼いたものです。思わず惚れて買ってしまったのですが、使う機会がありませんでした。でも、どうですか・・・。聞思堂の縁で、いきいきしてますよね。

何気なく、キャノンボール・アダレーを聞きながら、一杯坊守と飲みました。日本酒は、秩父の無濾過秩父錦、商店会の旅行で買った残りです。往生して往かれた、総代や世話人方を偲びながら、ご門徒をしのびながら、デイサービスや多くの有縁の方々を偲びながら・・・。ありがたいそれが聞思堂のありがたいところです。

浅井先生の3回忌が明後日です。お念仏のご縁をいただくからこそ、いつまでも教えをいただくことができる。それが聞思堂のご縁です。



何気ないこのショットもっとうまくとりたいのですが・・・。和室の扉の柿渋色が大好きなんです。みなさんのおかげで建築された聞思堂です。決して住職の趣味や持ち物ではありません。お念仏に導かれて、不思議なご縁でこの世に生まれてきた建築なのです。

でも、一番近くに住んでいるご縁から、思入れが深まっていきます。報恩感謝の思いで、聞思堂をン大切にしたいと思います。

是非、6月15日からのキャンドルナイトにお越しください。ご一緒に、聞思堂の誕生をお祝いしましょう。

住職合掌

※2012キャンドルナイト詳細は、ブログまでhttp://ameblo.jp/cafedelaterra/