2012年2月14日火曜日

感動の内壁仕上げ

みなさん、いつも読んでいただきありがとうございます。
久しぶりに更新しますが、いよいよ聞思堂もラストスパートになってきました。

今日はカイルさん中心に内壁の仕上げが行われました。
写真だとあまり感じが伝わらないかもしれませんがご勘弁を・・・。

完成に近づけば近づくほど、いろいろなことを思い起こしながら、「すごいことが起きている」
という思いでいっぱいです。


養生も少しづつ取り始めています。木と土の感じのバランスが味わえると思います。写真では伝わらないのですが、香りが全然違います。新建材のにおいがしない建物です。柔らかい杉の香りと今日前面のウッドデッキが入りましたので、ヒノキの香りがします。すっごくありがたいです。



内壁の仕上げの感じです。乾きますからもっと色は明るくなります。でも、この土とわらとが織りなす。バランス表情が豊かな、圧倒的な存在感です。穴太積みの存在感に負けません。感動しました。昼間の感じが楽しみです。住職の写真の腕では伝えきれないのが悔し・・・。

是非見に来てください。約一か月で乾くそうです。外壁は、4月に入ってから仕上げます。


もっとうまく表現できれば・・・すみません

 自然素材とつき合っていくことは大変な手間がかかりますが、やはり、建物も生きているということを実感しています。だからこそ、つき合うための作法も距離感も大切なのだと思います。過度に丁寧に付き合いすぎても、その息吹を感じることはできません。かといって、雑にすれば、建物の心を傷つけてしまいます。

「生きている・・・。」という言葉がぴったりな聞思堂だと思います。だからこそ、いろいろな、いのちを生み出していける空間にしたいと思います。


夜の聞思堂です。ヒノキのデッキがステージになりますね。お楽しみに