2009年7月5日日曜日

遅くなりましたが、キャンドルナイトの報告~アルバム~




素敵なキャンドル・アートですよね。スタッフのみんなの思いが伝わってきます・・・。金沢のリサイクルセンターに拾いに行ったり、そのゴミを井戸の水で洗ったり・・・。一人ひとりの準備の気持ちがこめられているのだと思います。あいてらす・・・当日のスタッフだけではなく、近隣に皆さん、お寺のご門徒のみなさん、本当に有り難いことです。生きているものだけではなく、お寺の空間であることを思いえば、三世(過去・現在・未来)を超えて、おかげさまのなかで相照らしているのだと思います。
住職は、ほんのさわりしか聞けませんでしたが、素敵な空間でした。ボビンさんいつもありがとうございます。またお願いします。

















出展してくださったみなさん本当にありがとうございました。それぞれのお店の空気がとってもよかったと思います。運営面でのご苦労もたくさんおかけしたと思います。どうぞご寛容のほどお願い申しあげます。冬至でまたお会いできること楽しみにしております。

暗くなると雰囲気が違って見えますね。
ただ、お年を召した方から「暗すぎで危なかった・・・。」という言葉も頂きました。次回は、ガイド・スチューデントを工夫してみたいと思います









今回、はじめて、キャンドルナイト・ワンピースの皆さんのご尽力により、大船観音様から、平和の火を分火して、頂きました。事前にスタッフの勉強会を開いたり、法要前にDVDの上映会を行ったりと、心に染みる有意義な一時を過ごすことができました。住職が10日から19日まで護らせて頂きました。ジッポカイロの熱が大切なものを伝えてくれていたと思います。勉強会の時、住職の家族も全員参加して学びを深めさせて頂きました。長男が、「なぜ、人間は争いを繰り返すのだろう・・・憎しみは憎しみしか生まないのに・・・」という主旨の言葉を述べてくれました。人生に於いてこの平和の火に出会えた意義を感じてくれたのだと思います。
また、上田先生・辻先生のトークセッションをまじかに聞かせていただき、本当にうれしかったです。ご一緒に参加してくださった方も、あの熱いトークに心熱くされた方も多かったのではないでしょうか。新しい言葉も生まれました。「スロー・アンガー(つながりを粗末にしないからこそ生まれる怒り)」という言葉です。怒りを否定的な感情ということで、考えがちになります。しかし、上田先生がダライラマ法王の「慈悲の怒り」という言葉を引用されて語られた怒りは、絆を粗末にしないからこそ生まれてくる怒りであると聞かせていただきました。絆を断ち切っていく怒りと、つながるからこそ生まれてくる怒り、その本質的な違いから「スロー・アンガー」という言葉が生まれてきました。怒ってはいけないと、怒りの自分を抑え込むのではなく、その自分と向き合っていくことの大切さに気付かされた思いです。ゆっくり考えていきたいと思います。
当日は、平和法要から大勢のみなさまにお参り頂きましたこと、こころから感謝申し上げます。
キャンドルロードも戸塚宿東集会・とつか宿駅前商店会の皆さんにご協力頂き、素敵な道が出来ました。「次回は点灯時間を長くしたいね。」という御意見も頂き有り難いことだと思いました。また、冬至にも行いたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
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皆さんのご協力の尊さに感謝しております。運営費にカンパも頂戴したこと有り難く当日の運営費に使わせて頂きました。本当にありがとうございました。また冬至でお会いしましょう。
善了寺 住職 成田智信 合掌